在日米軍と英語教育

perman2006-04-13

外務省のプレスリリースでこんなのが。

在日米軍の英語資源を活用した三沢市立小学校における英語教育の開始について

  • 平成18年4月7日、青森県三沢市の市立小学校において始業式が行われ、同日以降、英語を母国語とする在日米軍関係者の協力により新たな英語教育が三沢市の市立小学校において開始されることになった。これは、構造改革特区の制度を適用し、三沢市のすべての市立小学校第1学年から第6学年に「英語活動科」が新設されることになり、英語授業実施のため、地元三沢市に所在する在日米軍三沢飛行場の協力の下、同飛行場内外の応募者の中から英語の指導助手を委嘱し、各校に派遣するというものである。

  • 三沢市では、国際感覚を身につけ、国際社会に貢献できる青少年の育成を目指しており、これまでも地元に在住する外国人を講師に招き、英語クラブや国際理解教育などに熱心に取り組んできた。このような背景の下、英語教育推進特区に認定されたのを機に、英語を母国語とする在日米軍関係者が多く三沢市に在住していることに着目し、在日米軍関係者からもネイティブ・スピーカーの英語指導助手を広く募り、国際感覚やコミュニケーション能力を育むため、生きた英語を学ぶ機会を充実させていくことになった。在日米軍三沢飛行場としても、引き続き三沢市との交流に努め、地元社会に貢献していきたいと考えており、今般、英語教育における協力が実現することになった。

  • 政府としても、三沢市立小学校における英語教育が、在日米軍の協力の下に開始されることを歓迎するとともに、今後、在日米軍と地元自治体との間での教育交流が更に促進されることを期待する。