ディズレーリとグラッドストン
19世紀後半のイギリス議会政治において、二大政治家としてその手腕を競い合ったふたり。
先輩が、彼らにまつわるこんなエピソードを教えてくれた。
ディズレーリとたった十分面会しただけで、人々は口々にこう言ったという。
「今までに、こんなにまで博識で、ウィットに富み、優秀な人に会ったのははじめてだ」
一方、グラッドストンとの十分の面会を終えた人々は、こう言った。
「私が、こんなにまで博識で、ウィットに富み、優秀な人間だったとは知らなかった」
ディズレーリのようなリーダーは、たくさんいる。
でも、グラッドストンのようなリーダーはいるだろうか。
それを、目指さなくてはならない。
そんなメッセージ。
でも、どっちのリーダーもけっこういいこと言ってるよ。
ディズレーリさん
行動はいつも幸せをもたらすものではないが、行動なくしては幸せはない
グラッドストンさん
大きな過ちを多く犯さないうちは、どんな人間でも偉人や善人にはなれない