H is for...
この前、第59回日米学生会議・メディア分科会の勉強会に顔を出した。
カルフォルニア大学アーバイン校で教鞭を執る、Dr.Hallによるレクチャー。
優しい光を湛えた瞳の彼は、Dr.じゃなくてJonathanと呼んでくれと微笑む、とてもフランクなひとだった。
彼はJASCのOBで、Comparative LiteratureとFilm & Media Studiesの専門家。
Greenwayという映画監督の短編映画、"H is for house"が面白かった。
ぼくたちが持っている、先入観とか思考のパターンとかを、丁寧に壊してくれる。
まあ、別のことばで言えばわかりにくくて、難しい映画なんだけど。
Jonathanが最後に言った、こころに残ったことば。
ぼくはね、truthとか、neutralとか、dialogueとかって概念は、あんまり好きじゃないんだ。
そういうものって、どんなときだって必ず正しいでしょ?誰もNoって言えない。
言ってみれば、神みたいなものなんだよ。