キッチンにはハイライトとウイスキーグラス

キッチンにはハイライトとウイスキーグラス
どこにでもあるような 家族の風景


冨山和彦はこういった。

カネボーの粉飾はムラ社会の構造が引き起こした。
再建後の飛躍もまた、ムラ社会だからこそ可能なんだ。


そんで、ウチのおっさんはこういう。

現場を変えようと思ったらな、Sympathyなんだよ。
あ、こいつは本気で変えるぞって思ってるな、と。
それがなきゃお客さんは動かねえ。


ファクトベース、ファクトベースって言うけどよ。
ほんとにお前ら徹底してるか?


パッと見の雰囲気で決めるんじゃなく、その人の言うことを鵜呑みにするんでもなく、コンテクストを読むんだ。
会社の中ではどんな立場だ?
今までどんな人生を送ってきて、今はどんなことを考えてる?


そこまで掴むんだ。
ロジックだ仮説だ戦略だって構えてないで、素直に聞いたっていい。
飲みに行って話せばいい。


そんくらいはやんなきゃ、変えられねえ。


で、distinctiveなclient communicationってなんだと問われておれが書いた三つの単語。
Sympathy
Catalyst
Stimulater


何を見つめてきて 何と別れたんだろう
語ることもなく そっと笑うんだよ


*1

*1:家族の風景
作詞/作曲:永積タカシ で挟んでる