最後まで何とか這いつくばって前に進んだ

"The Choice Is Yours"と叫ぶRHYMESTERを聴きながら夜は更けていく。


まだ今夜中に済まさねばならないタスクが三つ残っている。
湯船にゆっくり浸かって温まったし、二階の冷蔵庫にはさっきコンビニで買ってきたモンスターとレッドブルが入っている。
なんとかなるだろう。


年は明けたけど、相変わらずバタバタと毎日は過ぎていく。
2年前の年末には悩みぬいた結果、ゼロから作り上げたNPOを去ると決めた。
一年前はちょうど今の事業の骨格を作っていた時期だ。2月末にはニューヨークのクライアントへの提案をし、3月から渡米。


思えばそこから先は瞬く間に過ぎ去った。
大きな変化もあったし、思うように足が動かなくなって立ち止まった時期もあった。
それでもいろんな人に支えられて、何とかここまで走ってきた。


「少なくとも最後まで歩かなかった」


そう刻んで欲しいと村上春樹が言っていたな。
もし僕の墓碑銘なんてものがあるとしたら、って。


Superflyが「力を与え給え」って歌ってる。


僕はハルキみたいにストイックな性格じゃないけど、せめて「最後まで何とか這いつくばって前に進んだ」くらいは刻めるようがんばろう。
去年もいくつかの別れと、いくつかの出会いがあった。壊れたものと、新しく生まれたものがあった。
今年もきっとそうだろう。


そろそろ具体的な作業をはじめないと、朝が来てしまいかねない。

wake up in the morning light
today i feel so decided
blue sky no clouds no fight
everything's gonna be allright


all my worries all behind
i trade my tears for a smile
now its all clear in my mind
everything's gonna be allright


SoShyの歌詞にあるみたいな朝をいつか迎えるためにも、毎日少しずつでも前進していこう。
everything's gonna be allright.