和解問題と日米学生会議

perman2006-11-01

10月31日有楽町のFCCJ(外国特派員協会)で、2nd U.S.-Japan Youth Forumが開催された。
日米協会、JASC JAPAN、日米教育委員会フルブライト)の三者共催。
高円宮妃殿下もいらっしゃり、出席者120名超と大盛況だった。


テーマはreconciliation(和解問題)。
東京裁判、広島・長崎とアメリカ国内での原爆像、戦争責任と靖国問題、そして移民。
Q&Aではイスラエルアラブ諸国との関係、そしてイランにまで話は展開した。

世の中で重要なことの多くは、
まったく希望がないように思えたときでも試行錯誤を続けた人々によって成し遂げられてきた。
  デール・カーネギー


そう。絶望的に思える時こそ、
考えなくてはならない。
動かなくてはならない。


日米学生会議の創立は、まさにそんな精神に支えられていた。
満州事変が起こったからこそ、アメリカ人の学生と話さなくてはならない。
そして生まれた理念。

世界の平和は太平洋にあり、太平洋の平和は日米間の平和にある。

その一翼を学生も担うべきである。


そして来年、この会議は第59回目を迎える。