開かれた社会へ
『新しい自由主義 ライフ・チャンス』より。
自由とはある状態をいうのではなく、行為を処する原理である。
それぞれの社会では、自由の程度はさまざまであり、
(中略)自由はどんな時でも挑戦であり、課題であり続ける。
それは、世界での人間の状態の基本的な不確定性から生ずる挑戦である。
つまり、われわれにとって何がベストかわかりえないからこそ、われわれは解決を追求し続けなければならないのである。
ラルフ・ダーレンドルフがカール・ポパーの“開かれた社会”概念を引用しながら述べた言葉。
- 作者: ラルフダーレンドルフ,吉田博司,加藤秀治郎,田中康夫
- 出版社/メーカー: 学陽書房
- 発売日: 1987/10
- メディア: 単行本
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