Independence Dayと都鄙問答

商人は勘定くわしくして、今日の渡世を致す者なれば、一銭軽しというべきに非ず。是を重ねて富をなすは商人の道なり。富の主は天下の人々なり。主の心も我が心と同じ故に我が一銭を惜しむ心を推して売物に念を入れ少しもそそうにせずに売り渡さば、買う人の心も初は金銭惜しと思へども、代物(品物)の良さを以て、その惜む心おのづから止むべし。


日米学生会議の先輩、ドイツ証券会長の橋本徹さんが日経新聞で石田梅巌を紹介していた。
彼の文章。元禄バブルが崩壊して、みんなが指針を失っていたときに書かれた、『都鄙問答』(とひもんどう)の中の文章。


イッツケイガンね。