「耳を開く」

僕たちが生活している都市は、音であふれてる。
それをぜんぶ受け止めていたら、たぶん頭がパンクしちゃう。


だから、都市に生きる人びとの耳は、閉じているんだって。
それを、開こうと、言っている人がいた。


たとえば、森に出かけて、周りの音に耳をすませてみる。
いろんな音が聞こえてくる 鳥の鳴き声、川のせせらぎ、草を踏む音、自分の息の音、動物の気配...


そんな風にして、耳を開くのが、なんか感受性とかいろんなことにだいじなんじゃなかろうか、と。


いちばん簡単にできそうなのが、サウンドスケッチ。

紙と色鉛筆かなんかを用意する。
公園にでも出かける。
紙の真ん中に、×を書く それが自分。
周囲に耳を傾ける。
聞こえてくる音を、スケッチする。


それだけ。
今週末は、耳でも開くか。