ナベツネにまつわるいくつかの名言と短い物語
読売新聞の主筆、渡辺恒雄に繋がる人脈と、彼らが残したことば。
ナベツネさんが読売でのし上がれたのは、当時の社長だった正力松太郎の目に留まったからだった。
正力さんは警察官僚出身なんだけど、いろんな人の助けを借りて経営不振に陥っていた読売新聞を買収し再建する。
今で言うと"PEのLBOを用いたターンアラウンド"ってよりかはまあ"JKにつーかあいつマジでKYって言われた... でもそんなの関係ねぇ"って感じだろうか。
...まあいーや。
そのときに、自宅を抵当に入れてまで資金を捻出して、黙って金を渡してくれたのが後藤新平。
彼の最後のことばとされているのが、
よく聞け、金を残して死ぬ者は下だ。仕事を残して死ぬ者は中だ。人を残して死ぬ者は上だ。よく覚えておけ
ってヤツ。なかなかいいこと言うよねぇ
ちなみに写真に写ってるボーイスカウト姿のお茶目なじいちゃんが彼。
ナベツネさんが"泣く子も黙る"なんて言われるくらいの影響力を持つに至ったのは、政財界の黒幕って言われてた児玉誉士夫っていういかちぃ人なんかと繋がりがあったからだって言われてる。
その児玉さんのバックにいたのが、"日本の首領"とまで呼ばれた笹川良一。
彼のことば。
世の為、人の為になる事に全財産を使ってしまふ考へでゐる
「しまふ考へでゐる」ってところあたりがたまらないよね。
まあ何が言いたかったっていうと、ナベツネさんが番記者をやってた
大野伴睦のことばが最高だってことなんだな。
酒は飲む以上わけがわからなくなるまで飲むべきだ
以上。