最近お気に入りのニュース(系)サイト

perman2009-01-14

文章よりも絵が好きです

  • The Big Picture

政治や経済やテクノロジーについて、わかりやすいグラフやらイラストやらでBigなPictureをお見せしましょうってなサイト。投資リサーチ会社のCEOが運営してる。
http://www.ritholtz.com/blog/


例えば最近色んなところで目にする「アメリカ型資本主義の終焉」なんてテーマなら、こうなる。
投資家が要求する利益を稼ぎ出すために、が全ての出発点ってのがポイント。
それにしてもキャラがかわいい。

デザインの可能性は果てしないと思います

  • GOOD

こっちは、よりデザイン重視。そして比叡入り。かつ非営利。
http://www.good.is/


イラク戦争の戦費について、だとこう。
教育政策や研究費やインフラなんかに使われるはずだった"消えた投資"と、戦争の結果としての石油価格の高騰によってもたらされるコストは、1.9兆ドル。
戦債の利子支払いだけでも、6150億ドル。戦闘自体の(戦車にヘリに人件費に、全部ひっくるめた)コストより、こっちのが大きいワケだ。
それにしてもデザインがかっこいい。
(動画にすると、さらにかっこよくなる。)


付け足すと、彼らはAshokaとかRoom to ReadとかTeach for AmericaとかAcumen Fundとか名だたるNPOと提携していて、GOODの雑誌やらパーティやらとにかく色んな企みに参加できる権利を、パートナーになっているNPOどれかを選んで寄付(1ドルから。好きな額を選べる*1)することで得られる。ううむ、何て楽しくてお得なんだ。

硬派で実直なメディアがなきゃはじまらんでしょう

  • ProPublica

エリック・シュミットも「新聞を救わなくては、民主主義の根幹たるジャーナリズムが失われてしまうが、未だ良いアイデアと戦略は描けていない」って言ってたけど、オルタナティブのひとつとなりそうなNGO
http://www.propublica.org/about
利益が減る中でマスメディアは、コストのかかる緻密な調査に基づいたジャーナリズムを急激に削減している。
だからこそ、我々が立ち上がらなくてはならない。
って言って、The Wall Street Journalのmanaging editorだったPaul Steigerっていうメガネのおっさんと、The New York Timesのinvestigative editorだったStephen Engelbergっていうおっさんが立ち上げた団体。

なんだかんだ言うがやっぱり日本語だろう

  • 日本ビジネスプレス

エコノミストとか、フィナンシャルタイムスとかの記事が(いくつか)日本語で読める。
やっぱり日本語で読むのはハヤクてラクだ。
http://jbpress.ismedia.jp/
そしてやっぱりエコノミストフィナンシャルタイムスは面白い。

おまけ

  • common craft

手作り動画で、果てしなくわかりやすくいろんなことを説明してくれるサイト。
イケてるワカモノふたりが運営。これがビジネスになるのかぁ、と。
マイクロソフトもグーグルもお客さん。
http://www.commoncraft.com/

例えばTwitterだと、こうなる。
なんてシンプルでわかりやすいんだ... そしてストーリーラインさえ(あと最低限の絵心さえ)あれば誰にでも作れる、ってところがまた秀逸。

*1:アメリカ国外の住民は、20ドル+30ドルの郵送料って決まってます。念のため