強くその手を握れ
Now this is not the end. It is not even the beginning of the end. But it is, perhaps, the end of the beginning.
今日は、TBSの筑紫哲也NEWS23収録に行って来た。
テーマは、「地球環境スペシャル 〜アル・ゴア氏と市民が語る“地球温暖化”〜」。
地球温暖化問題に関する講演活動を続けているアル・ゴア=前アメリカ副大統領が「筑紫哲也NEWS23」のスタジオで地球環境の現在と未来について筑紫キャスター、そして市民70人と対話します。
そんな企画。
前にも書いた、「不都合な真実」を観てゴアさんの話が聞きたいなぁと思って出かけた。
http://d.hatena.ne.jp/perman/20061229
アル・ゴアが言った、当たり前なんだけど、心に残る一言。
私たちは地球でしか生きられないのです。
最後に、筑紫哲也に言い残したことはないかとたずねられて彼はこう言った。
私の話を、耳ではなく心で聞いて下さい。
私の思いを、情熱を、心で感じ取って欲しいのです。
そして、あの事故。
自分が地球環境問題に身を捧げようと決意したのは、息子の事故がきっかけでした。
その日私は妻と息子を野球のゲームに連れて行ったんです。
その途中で息子は交通事故に会い、その後何十日間も集中治療室での生活が続きました。
息子が助かったのは、まさに神の恩恵です。
あれ以来― 私の中での物事の優先順位が劇的に入れ替りました。
その上で、彼はこう続けた。
もしもタイムマシンがあって、あのときに戻れるのならば私の手からすり抜けていく息子の手をしっかりと握りたいと心から思う。
今、まさに私たちの地球が私たちの手の中からすり抜けていこうとしているんです。
私たちはその手を強く握らなくてはなりません。
私たちはその手を握ることが出来るし、そのために今すぐ声を上げ動き出すべきなのです。
だから彼は1000回を超えるスライドショウを全米各地や世界で行い、「不都合な真実」を製作した。
科学的な事実を、わかりやすく、自分の言葉で、より多くの人に伝えるために。
http://www.futsugou.jp/
放映はTBSで、1/16(火)の22:56から。
彼の言葉を聞いてみる価値はある。
私はひとりの人間に過ぎませんが、それでもひとりの人間です。
私は何でもできるわけではありませんが、それでもできることはあります。
私に出来ることは、喜んでやるつもりです。
これは、ヘレン・ケラーの言葉。