JASC飲み会告知メーリス、そしてアイデアをどう生み出すか
『ボヴァリー夫人』で有名なギュスターブ・フローベールは、モーパッサンに「小説の書き方をどう学べば良いか」と問われこう答えたという。
「パリの街頭に出かけてゆきたまえ」
このフレーズ大好きなんだな。んでもってフローベールはこう続けるわけ。
「そして一人のタクシーの運転手をつかまえることだ。その男には他のどの運転手ともちがったところなどないように君にはみえる。しかし君の描写によって、この男がこの世界中の他のどの運転手ともちがった一人の独自の人物にみえるようになるまで、君はこの男を研究しなければいけない」
かっこいいわー!ってことでおまいら飲むぞ!!
しかも人数によっては二回やっちゃう勢いだ!どっちかにはゲストで我らがスター☆いべが参加予定!!
今んとこ(参加じゃなくて)可能日
28:ぴろ・ゆみ・あゆーみ・ワン・はんきち
30:けいたろう・ワン・はんきち
って感じだ!みんなも可能な日をテルミー!!
ってことでおまいらメール返せよっ
報告書もいっぱい持ってくよん!!
ちなみに上のステキナエピソードが紹介されている本は、コレ。
- 作者: ジェームス W.ヤング,竹内均,今井茂雄
- 出版社/メーカー: CCCメディアハウス
- 発売日: 1988/04/08
- メディア: 単行本
- 購入: 91人 クリック: 1,126回
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著者のジェームス W.ヤングさんは、いろいろとステキナコトを言ってます。
たとえば
ハロルド・ラスウェルは、精神病理学における言語=シンボルの研究を政治活動の分野に適用し、言語が人間に与える心理的な影響の政治へのインパクトを実証した。
この一見関連のないものの間に結びつきを見出すチカラこそが、アイデアを作り出す源なんだな。
とか
幅広い教養や社会についての視点を持つことが不可欠だからこそ、学術的な広告についての大著よりも何よりも、ヴェブレンの「有閑階級の理論」やリースマンの「孤独な群衆」なんかの社会科学の名著のほうが、ずっといい広告を生み出すためのテキストになるのだ。
とか、そんな感じ。
彼の言うアイデアを生み出すプロセスは、こんなん。
①資料の収集
②情報の咀嚼
③問題の放棄と情報の組み合わせ
④アイデアが生まれる瞬間
⑤アイデアを現実にさらす
情報を詰め込んで、コトコト煮込んで、いったんパーッと忘れて(ココだいじ)、ズバッとひらめく、んで人にぶつけてみる。
うん、そだね。