そんなの老人になるまでセックスをガマンするようなものだよ
- たぶんかなり前の話なんだけど、ウォーレン・バフェットがビル・ゲイツと対談したときに言っていたこと.
よく「仕事はつまらないけれど、あと十年これを続けて、その後本当にやりたいことを云々」なんて言っている人がいるだろう.
私に言わせれば、そんなの老人になるまでセックスをガマンするようなものだよ.
あまり、いいアイデアだとは言えないと思うね.
- 森ビルの社長の話で思い出した.
どこかで、立体駐車場ならば地価の高い都心でもやっていける、なんてことを考えてベンチャーをはじめた人の話を聞いて思ったこと.
空間を“使う”ことが価値になるのであれば、それをあえて*1使わないことも価値になるんだろうなぁ.
空間とか、空とか、なんかそういうところにも、余白の美とかミニマムなゴージャス感とかが出てくる.
ウチは、超セレブな一階建てです!
とか
あーふつうに72階建て.安っぽいよなあ.
とか.
でもあれなのかな.やっぱそういう「余白」とか「空間」の価値ってのは、まわりの影響を受ける、というか、ある程度のまとまりがないと意味合いが薄れちゃうから、周囲でいちばん高いビルの屋上つきの部屋の価値が上がる、とか、ビルの高さ制限が厳しい地域の住宅の価格が上がる、みたいなことになるのかな.
*1:ココだいじ