女も口説けずに何が革命だ!なのだ。

明日は、今一緒に仕事をしている人たちとウィンドサーフィン
大学教授のおじいちゃん、省庁に出向してきたビール会社の気さくな姉さん
博士号を持ってる優しげなコンサルタント、そんでさいきんパフューム(一年以上前にごうちゃん夫妻に勧められたなーって思いつつ)とアイヒマンスタンダードがいい感じなおいら。


メンバーが楽しみ。どう考えても仕事で会わなきゃ一緒に海に行くことはなかったメンバー。
山には行ったから、次は海だなーと思ってたからそれも楽しみ。


そういえば、高尾山のビアガーデンいいよ
サクッと頂上まで登って、汗かいてノドが最高に乾いたところで冷えたビール。
典型的なしあはせ。そして食べ放題飲み放題で大人男性3300円也。
帰りはロープウェイがあるから酔っ払っても大丈夫
ありがとう広大!


史上最年少で東証一部に上場したイケメンな起業家は、こう言ってたよ。

社長って、飲み会の幹事みたいなもんだよ
人を集めて、金を集めて、何かを催して、んで満足してもらうっていう
提供したものより、出資したカネより、価値のあるものをつくれたか。
それって、楽しい飲み会を企画して実行してってのと似てるって

まあ、何が言いたいって、また何か面白いこと企画してねってそういうことなんだけど。


ところで、おいらはR25の最後に載ってる「結論はまた来週」ってコラムが好きだお。
例えば今手元にあるコラムは、(けっこう前のなんだけども)『蟹工船』について書いている。

つまらん……。

なぜかって、わかりやすい私腹を肥やす資本家vs虐げられ酷使される労働者って図式を、ただひたすらに繰り返すだけだからだよって高橋秀実さんは言います。


勝ち組負け組、格差社会もそうだって言って、彼はこう続ける。

いずれも社会をわかりやすく図式化して考える。いかにも「闘い」のようだが、闘うつもりはない。なぜなら図式にハマると、人は図式をなぞりたくなるのである


いいなあ、って思ったのは、秀実さんの大学時代のエピソード。
大学でわかりやすい共産主義にかぶれそうになってた高橋青年は、とある出版社のおっさんの言葉で目を覚ます。
それが、今日の日記の題名のことば。


女も口説けずに何が革命だ!
って、さいこうだよなあ。

そういう、なんていうか普通の感覚って、すごくだいじだと思う。
そうなのだ。ゲバラだってあんなにカッコいいじゃないか。奥さんにだって今でも愛されているじゃないか。
女も口説けないヤツに、カッコイイ社会はつくれないのだ。
それくらいの気合と度胸とロマンもないヤツが、たわけたことを抜かすなっておっさんは言うのだ。


忘れがちな感覚なのだ。


なのだ、といえば、
赤塚不二夫さんって、ゴキゲンなおっさんだったんだなぁ。とYouTubeでニュースを見ておもふ
タモリの弔辞(音読してしまった)からも、ほかのみんなの赤塚さんの話をするときのほかの人たちの表情からも、それが伝わってくる。お葬式なのに、なんだか笑顔がこぼれちゃったりするのだ。

そうなのだ。
これでいいのだ。