NPOがメディアから注目を集めるための10の方法

NPO×コミュニケーション×メディアってキーワードで人が集まると、こうなる。


静かに闘志を燃やすPR会社の社員。頼れる新聞記者。
世界を飛び回る雑誌記者に、ディープな世界を歩き回るライター。
エネルギッシュな広告代理店のプランナーと、未来を見据えてプランナーを志す学生。


このメンバーが集まって、面白くない訳がない。
彼ら彼女らが、その助けを必要としている人たちと繋がれば、もっと面白い。
その輪を拡げて行こう、と。その為に動けるところからはじめよう、と。


そんな話し合いの後で、よくまとまったいい記事を見つけた。
彼ら彼女らに動いてもらうため、30年近く頭を絞って体を動かしてきたJoanne Fritzさんの知恵を借りようじゃないか。
ジョアンはこう言う。

1. あなた(の組織)に興味を持ちそうなメディアを知ろう


メディアに触れるだけでなく、記者や編集者が集まる場に行こう。


2. あなたにとってど真ん中のフィールドを担当している記者の名前を覚えよう


"編集"者にあなたの情報を送るより、担当者に送るほうがいい。
あなたのNPOが福祉をテーマにしているのであれば、福祉担当は誰で、社会欄の担当者は誰で、「今月のイベント」欄の担当は誰かを掴もう。


3. 記者と親しくなろう


まずは、記者達と短いミーティングをセットし自己紹介しよう。
記者は忙しい。短めにすませ、詳しいことについては資料を渡すといい。
プレスリリースも、送ったりメールするのではなく、手渡すのがベスト。今後の関係構築にも繋がる。


4. 資料は記者に直接送ろう


資料はマスメールで送ってしまうのではなくて、あなたの名刺と共に個人宛に送るといい。
別紙で、その記者が興味を持ちそうな部分だけをリストアップしておくなんてこともできる。
イベントがあるときは、必ず招待しよう。忙しい記者は来てくれないかも知れないが、記憶には残る。


5. リストは常にアップデートしよう


メディアの変化は速い。メディアのリストは常に最新の情報にアップデートしておこう。


6. "ニュース"を提供しよう


記者には最新で、情報価値があり、関係のある情報を提供しよう。
内輪の話やいつも通りのイベントの情報は相手にされない。
多くの場合、最も価値のある情報は"人"が持っているストーリーだ。
常にあなたの組織の最前線で動いている人と接触を持ち、ストーリーを集めておこう。


7. オンラインで簡単に情報が手に入る状態にしておこう


忙しい記者が簡単に情報にアクセスできるようにウェブサイトを作っておこう。
組織の歴史、ミッションとゴール、大まかなプロファイルと主要メンバーやボードメンバーの写真、直近のニュースリリースやアニュアルレポートのPDFくらいは揃えておくといい。


8. "エキスパート"を育成しよう


貴重な情報を常に提供できるよう、組織内でエキスパートを育成しよう。
メンバーでもいいし、ボランティアでもいい。何かあったら、彼らに記者対応を任せることができるようにしておくこと。第一人者の発言は記者も使いやすい。


9. いつでもメディア対応できるようにしておこう


記者は常に締め切りに追われている。
それを助けることができれば、予想以上に感謝される。
ウェブサイトに、名刺に、家の番号や携帯番号を載せておくといい。
そして、連絡が来たらできる限り早く対応しよう。


10. 感謝の気持ちを表そう


記者が情報を取り上げてくれたら、手書きで感謝状を送るようにしよう。
くれぐれも、そのときに間違いや修正が必要な箇所を強調しすぎないように。
最後に、小さな字で、控えめに記しておくくらいが丁度いいだろう。

6/30に、もう一度彼らと飲む予定。


彼らの周りで蠢いてる怪しげな記者とかライターとかが集まることでしょう。
テレビ局で先輩に絞られながらもがんばってる、いい声してる君にも連絡が行くでしょう。
西の方で記事書いてるお前とか、やっぱり西の方で報道のネタ集めてる君とか、東京に来たらぜひ連絡を下さい。


そんな知り合いがいるっていうあなたも教えてください。
別に俺はメディアとか関係ねえけど面白そうじゃんって人もメールして。
んーてかまあ特にこれには興味ないけど最近元気?っていう人も連絡するといーよ!