10の戒め

<The Paradoxical Commandments>  ― Dr. Kent M. Keith

1.People are illogical, unreasonable, and self-centered.

 Love them anyway.

2.If you do good, people will accuse you of selfish ulterior motives.

 Do good anyway.

3.If you are successful, you will win false friends and true enemies.

 Succeed anyway.

4.The good you do today will be forgotten tomorrow.

 Do good anyway.

5.Honesty and frankness make you vulnerable.

 Be honest and frank anyway.

6.The biggest men and women with the biggest ideas can be shot down by the smallest men and women with the smallest minds.

 Think big anyway.

7.People favor underdogs but follow only top dogs.

 Fight for a few underdogs anyway.

8.What you spend years building may be destroyed overnight.

 Build anyway.

9.People really need help but may attack you if you do help them.

 Help people anyway.

10.Give the world the best you have and you'll get kicked in the teeth.

 Give the world the best you have anyway.

9つの条件

ナガオカケンメイさんによる、「ナガオカケンメイ」たるものの9つの「肩の力の抜けた条件」。

1 大先生ではなく、偉くなく、誰とでも語れる状態の人。会おうと思ったら会える人。
2 自分自身でも店をもったり会社を持ち、社会に具体的に向き合っている人。
3 実行することに興味がある人。
4 専門家ではなく、広く浅く、なにか「いいこと」に導いてくれる人。
5 若い生活や、新しいことに興味のある人。
6 言葉を発し、文字を書き、定期的に考え方を公表する人。
7 普通の人でも参加できる「社会を変える仕組み」に、関心がある人。
8 そこそこでいいから、業界に顔がきく人。メディアに多少出てる人。
9 一般的な生活者である人。

http://www.d-department.com/jp/nagaoka/blog/2011/04/post-137.html


一般的な生活者である人。


前に広告代理店で働く友だちと話していた時に、彼女が尊敬するとあるディレクターは、どれだけ偉くなっても、お金持ちになっても、「ふつうの人」としての感覚を忘れていないって言っていた。たまにびっくりするんだよね、あまりの生活感に、って。


生活の手触りをいつも体に染み込ませておくこと。


広告やマーケティングブランディングをする上で、つまり人々にメッセージを届ける上で、そういう「あたりまえ」の感覚はものすごく大切なことなんだと思う。


たとえニッチな層に訴求したいとしても、その感覚と手触りが座標軸になる。基本が分かっていないと、応用も出来ない。守破離の守。一般的な生活者であることは、エッジを生み出すときにだって、無くてはならない基礎になるような気がするなあ。


ナガオカケンメイさんは、こうも言っている。

「デザインの世界には、なにかそういった「自分でデザインしているのに、自分で一生使わない」みたいな、不自然な感覚がある。専門家ではないから、その不自然さを直接、変えることはできないけれど、もし、今、デザインを正しく変えることができるとしたら、それは間違いなく「デザインに関心を持った一般生活者」だし、国を変えるのは政治家ではなく、国に住む生活者ひとりひとりだと思いたい。」


何だか石川直樹さんの言葉を思い出した。
心の中に、島は見えるか。 - kuru kuru panta rhei

目を覚ませと彼は言った

昼も夜も。
今日はご飯を食べながら、驚く話を聞かされる日だった。


組織が成長する過程では、思わぬところから、知らぬ間に土台が崩れていることがあるんだなあ、とか。
ホントにちょっとしたことで、人の人生は大きく変わり得るんだなあ、とか。


(*´ڡ`●)


色んなところで、友だちが活躍しているのは面白い。


アフリカで貧困を解決するベンチャーでがんばってる同期もいる。


今最も勢いのあるベンチャーのトップもいれば、上場企業の社長になったヤツもいる。
たぶん世界で一番イケてるベンチャーの日本立ち上げをやってる二児の父になった友だちもいる。


革新的なNPOを創業して数億円規模へと着々と成長させている友人もいるし、被災地に深く根を張ってうねりを起こしつつある後輩もいる。


(*´ڡ`●)


俺もしっかり前を向いて歩みを進めなきゃなあと思う。

“Some people dream of success... while others wake up and work hard at it.”


Mark Zuckerberg

お前が夢見ている間に、あいつは朝から目を覚ましてガンガンその夢に向かって動いてる。
夢は見るためにあるんじゃねえ。そこに向かって走るためにあるんだよ。


そう、若きビリオネアは言うわけだ。


そうだね。今やれることを、やろう。


見るための夢ってのも悪くないよな、今日はゴキゲンな夢見れるといいなと思いつつ、眠りに就く前に「ひとっ走り」するとするか。

There are no limits. There are only plateaus

最近は、意識して様々な人と組んで、個人としての「仕事」を拡げつつある。

  • かつての同僚との組織内でのイノベーション促進に向けたトレーニングプログラムの立ち上げ。
  • 僕の記事を読み、コンタクトしてくれたとある企業とのハードウェア・スタートアップのアクセラレーター立ち上げ支援(まずは海外先行事例のリサーチ)。
  • これまでプロボノで組んでいた知人からの依頼でのある企業の新規事業開発支援(コンサルタントマーケティング・プランナー、クリエイティブ・ディレクターとの協働モデルを模索しながら)。
  • 友人とタッグを組んでの新規JVのビジネスモデル構築支援。


仕事になるかは分からないけど、他にもいくつか企んでいる。

  • 大学時代からの友人と組んでのアプリ開発
  • 飲み会で意気投合した友人による美容院をハブにしたファッションスタイリングとコンシェルジュサービスの立ち上げ支援。
  • サンフランシスコに住む友人との日米のスタートアップエコシステムに関するリサーチプロジェクト(中長期的には日米横断での起業家支援プログラムの実施)。

“If you always put limits on everything you do, physical or anything else, it will spread into your work and into your life. There are no limits. There are only plateaus, and you must not stay there, you must go beyond them.”
Bruce Lee

There are no limits. ブルース・リーが言うのだから間違いない。


高校バスケ部の鬼コーチも同じようなことを言っていたし。


自分の限界は、自分が決めている。そしてそれは、自分の仕事や人生を規定する。


成長の踊り場でで立ち止まらずに、今のプラトーに安住せずに、次の壁を乗り越えていく。


その先に次の景色が見える。それが仕事や人生をより深みのあるものにしてくれる。


そう信じて、試みを止めずに進もう。企み続けよう。

桜桃と角のある兎

昨日が桜桃忌だったと言うツイートを見て、一年前に桜桃忌について何か呟いたような…と思ったらもう6年も前だった。


パスカルと太宰治 - kuru kuru panta rhei
6年って。
これってもしかして時が過ぎるスピードがどんどん早くなってるってことだろうか。
アインシュタイン的な。


さいきんは意図的に色んなものに首を突っ込んでいる。
枠を拡げるってのがひとつのテーマだからいいんだけど、さすがに息が詰まってきた。


どこかできちんと息継ぎをして、ペースを整えないといけない。
そうじゃないと長い間泳ぐことは出来ない。
それに、距離にせよスピードにせよグンと伸ばそうと思ったら、フォームだって修正しないといけない。


心を亡くさずに、でもちゃんとペースを上げていくべきであって。
それでいて泳ぎ方のバリエーションを増やす中で、ひとつひとつ丁寧にフォームを完成させる必要がある。


すぐバタ足をサボるから、どっちかっていうと兎にも角にも溺れないように泳ぎ続けられるのかを問うべきなのかも知れないけど。
(ちなみに兎にも角にもは、「とかく」に当て字をしたんだって。語源は「兎角亀毛」って説があって、兎に角はなくて亀に毛はないことから現実にはありえないことを指すらしい。一緒なの音だけ…)


誰かが言ってたな。
崖から飛び降りて、地面にたどり着く前に飛行機を組み立てろ、みたいなことを。
リード・ホフマンだったっけ。

バズを引き起こす6つのルール

Rules of the Rave バズを引き起こす6つのルール ("World Wide Rave"より)

1. Nobody cares about your products (except you). 誰もあなたの製品のことなんて気にしていない。彼らが気にするのは彼ら自身についてと、彼らが抱えている課題を解決する方法だ。
2. No coercion required. 商品の購入を無理に勧めない。「割引」も「送料無料」も必要ない。価値のある情報さえあれば勝手にどんどんシェアされる。
3. Lose control. 伝えるメッセージをすべて管理したいという気持ちは捨てる。情報は無料、そして自由にシェア出来るようにしよう。
4. Put down roots. オンラインのコミュニティで情報のハブとなっていて、積極的に情報をシェアする人とつながろう。
5. Create triggers that encourage people to share. シェアしたくなるような仕掛けを用意しよう。
6. Point the world to your (virtual) doorstep. バズさえ起これば、勝手にウェブサイトは上位に表示される。SEOに時間やお金をかけている暇があれば、とにかくWorld Wide Raveを起こすことに集中しよう。

Instead, teach them to yearn for the vast and endless sea.

金曜の夜に静かなオフィスで細切れの作業を片付ける。

If you want to build a ship, don't drum up the men to gather wood, divide the work and give orders. Instead, teach them to yearn for the vast and endless sea.


- Antoine de Saint-Exupery

友だちが作ったサービス http://www.changemakrs.com/ で見つけた、サン・テグジュペリの言葉。本当にそう思う。そうありたいと思う。
せっかく静かなひとりしずかに考えられるチャンスだし、おぼろげに思っていたことをまとめてみようと思う。今年度、まず最初の半期に目指したいこと。


仲間をみつける。枠をひろげる。成長の仕組みをつくる。


仲間をみつける。


一緒にたたかえる仲間をみつけたい。がっつりサポートしたいお客さんもいて、彼らからの信頼も少しずつ築けつつある。声をかけてくれる人も、こっちから巻き込みたい会社もある。東京だけじゃなく、シリコンバレーやニューヨークでも、最高にエキサイティングな場が待っている。でも、それを僕ひとりで回すのは無理だし、僕ひとりが味わっているのも、忙しくてそのチャンスを逃してしまうことがあるのも、すごくすごくもったいない。


今でも、自分のキャパをどんどん拡げないと追いつかないだけのチャンスに恵まれている。日本でも有数の成長企業と新規事業を一緒に作るプロジェクト、世界で何とか踏ん張っている企業にとって重要なプロダクトのターンアラウンドのサポート、「勢いだけのベンチャー」からの脱皮を目指し、また再度成長を目指すために企業を骨格から、筋肉から鍛え直すプロジェクト… 欲張りすぎなのかも知れない。でも、5月病が襲ってくる前に、大風呂敷を広げておこう。


例えば。先月末にはY CombinatorのDemo dayがあった。僕はそれに参加することが出来るのに、どうしても日本での仕事の調整がつかずに諦めることになってしまった。本当にもったいない。(僕がそんなヤツを見つけたら「そんなの国家的損失だよ」と言ってやる。やってるのは僕自身だけど)


例えば。シリコンバレーオフィスの立ち上げを手伝って欲しい、とお声がけ頂いた。でも、今は数週間という単位で海外に居続けるのは非常に難しい。だから、そのサポートが出来ないでいる。本当に、悔しい。(書いてる内にどんどん悔しくなってきた)


例えば。一緒に描いた新規事業のプランが予算承認されたお客さん(彼はそのプレゼンを「私のサラリーマン人生で最大の挑戦です」と言っていた。そして勝ち取った。うれしかった)の、その後をサポート出来ていない。正直今は新しいプロジェクトを立ち上げるだけの余裕はない。


例えば。アメリカでやっている事業がうまくいっていない、ターンアラウンドの責任者になった、助けて欲しいと言ってくれたお客さん。一度ミーティングをして、彼のために作った資料を送ってから、その後のフォロー出来ていない。


例えば。北米のスタートアップについてもっと記事を書いて欲しい、それをまとめて本にしようと言ってくれる編集者。記事なんて、ぜんぜん書けていない。


シリコンバレーやニューヨークのベンチャーやそれらを取り巻く人々と日本の企業を繋ぐ。彼らからしっかりと学び取り、日本でさまざまな企業と新規事業を作っていく。どれも、僕がやりたいことにしっかりマッチしているのに、横目で通りすぎてしまっている。今の僕の力ではまだそれらをすべて掴み取るのは無理だ。だから、仲間がいる。一緒にたたかってくれる仲間がいる。


枠をひろげる。


と続けて書こうと思ったんだけど、このままだとオフィスで明日を迎えてしまいそうだ。
自転車だから終電を気にする必要はないんだけど、明日も一日ミーティングだし、今日はこれくらいにしておこう。続きは今度また書こう。